髪がダメージを受けると乾燥してパサパサの髪になって、手触りも悪くなるのは想像できると思います。
そこから適切な処置をせずに、さらに髪への負担をかけるといったいどうなるのでしょうか?
ダメージヘアの初期症状は手触りの変化で分かります。
なめらかな指通りだった髪がゴワゴワとしてきて、次第に髪が絡まり引っかかるようになります。
これは髪がダメージを受けてキューティクル層の結合が弱まり、キューティクル浮かびあがり始めた状態です。
ここで適切な処置を行えば、比較的早く美しい髪へと戻す事が可能です。
髪がダメージを受け手触りの悪さを感じても、改善する事なく髪への負担をかけ続けると、次第に切れ毛が目立ち始めます。
切れ毛の症状が現れるのは髪の中にあるタンパク質が減少して、髪が弱くなっている状態です。またゴムを使用するパーマなどでゴムの部分に薬液が溜まり、髪の一部分だけが細くなっている場合も切れ毛の原因となります。
ダメージヘアの最終段階になると、チリチリの状態になり水分も無く人形のような髪になります。
水に濡らすとゴムのように伸びますがプチプチと切れてしまいます。さらにこの超ダメージヘアの問題点は臭いを吸収しやすく、すぐに髪が臭くなってしまいます。ここまでくるとシャンプー等での改善は不可能で髪を切るしか問題を解決する手段はありません。
この状態になる前に適切な処置を取る様にしましょう。