こんばんは、ヘアーウィザーズのスタイリスト小南です。
前回解説させてもらったグレイカラーにホイルワーク(ブリーチ)を、
もっと白髪の多い(70%)の方に施術した例になります。
今回、伝えたいこと。
・前回がしっかりしたグレイカラーだったため、完全な「ボカシ」にはなっていないこと。
・前回のカラーよりも根元が明るくしているにも関わらず、白浮きが気になりづらいこと。
・印象が変わり、染めることの義務感から開放されること。
ベースの色は、まだ濃い目になっています。が、根元は、以前染めていた色よりも1.5トーンほど明るくしています。
ただ、根元を明るく染めているだけだと、このくらいの差があると根元のほうが白っちゃけた感じに見えやすいですが、
写真を見る限りそんな感じはないと思います。
今後、毛先のカラー(ブラウン味)が薄くなるにつれて、メッシュの量や根元のカラーの明るさを調整して行きます。
そうすることで、しっかり白髪が染まってなくても気になりづらい、見えにくいカラーをしていけます。
メッシュを入れることで、多少白浮きしている毛先も明るさが近いのでボケてくれて見えにくいです。
白髪を染める為に仕方なく染めているよりも、
デザインや希望の明るさなどを考慮できることになるので、楽しさがあります。
次はこうしようかなって考えたら、ひたすら白髪を撲滅するために来ていた美容室の時間も、
少しは楽しい時間になると思います。
濃い色で染めていた方は、少し長期のプランになるかもしれませんが、
その都度に、楽しい気分を味わっていただけるようにしていきます。